興福寺 たくさんの職人さんが。
五重塔は台風が過ぎ去っても悠然としていました。素晴らしい眺めです。
興福寺中金堂。 修復が終わりに近付き姿を現わしました。東大寺大仏殿に似ています。
東大寺二月堂。
青空が燈籠に写って綺麗でした。
ここからの眺めはいつも綺麗で気持ちがいいです。
大木が春日大社参道に倒れていました。
倒れた木々が綺麗にまとめられていました。また何かに利用されるのかもしれないですね。
立派なサルスベリの木。とても綺麗でした。
台風21号が過ぎ去った奈良公園は大木が倒れ枝が飛び散り今まで見たことがないくらい大荒れでした。
でも早朝から綺麗に掃き清められ、松の葉や枝が綺麗にまとめられていました。
大きな木はチェーンソーで運びやすい大きさに切られていました。
杉の木の切り株はみかんのような爽やかな柑橘系の香りが漂いとても清々しかったです。
暴風雨の威力はすごかったですが、それでも五重塔はビクともせず悠然とした姿で美しい景色でした。
台風の見回りかどうかはわかりませんでしたが、多くの職人さんの姿がありました。
たくさんの人の手で守られ継承されているのですね。
なぜ五重塔が倒れないのか。
それは木だけで作られているからだそうです。
木はコンクリートと違って柔軟性があります。
強く揺れた場合は積み重なった各層が外れないよう閂の役割を果たし、そして揺れの衝撃を吸収しながら左右の均衡が取れるよう振り子のような役割を果たします。
すごいですね。
他の伽藍も無傷のように見えました。
大きな木がいっぱい倒れていて台風の凄まじさを感じましたが、折れた木々の葉を鹿たちが食べていて、鹿たちにとっては嬉しいプレゼントです。
こうしてまた土に戻っていくのですね。
再建が終わりに近づき、姿を現わした中金堂は赤い建物で鴟尾が東大寺大仏殿とよく似ています。
この秋には公開されるということで楽しみです。