「古都奈良の文化財」の一つとして世界遺産登録されている奈良県奈良市にある春日大社に行ってきました。
ここ奈良の「春日大社」は、全国に約1,000社ある春日神社の総本社。奈良時代に平城京の守護と国民の繁栄を祈願するために創建され、中臣氏と藤原氏の氏神が祀られています。
境内には、樹齢800年と言われる有名な藤の古木があり、この季節(4月下旬~5月上旬)になると、たくさんの花を咲かせます。
鳥居が塗り替えられていますね。
朱色が際立っていました。
神社の手水舎(ちょうずや、ちょうずしゃ等)は、雲や雨を司る水の神様「龍」をモチーフにしたものが多いのですが、春日大社は鹿を神使としているので鹿の口から出ているお水で心身を清め邪気を払います。
大蛇のような木が横切っています。
慶賀門が見えてきました。階段途中の左手にも藤が咲いています。
南門の奥にも藤の花が咲いてますね。
砂ずりの藤は満開!風に揺られる花房も美しいものでした。
南門から見た砂ずりの藤。
良く見ると藤の花って美味しそうですね。
調べてみると「藤の花」はマメ科に分類され、調理の仕方によっては”毒”が残るそうなので注意が必要ですね。
節分で食べる炒り豆もしっかり火が通っていれば無毒化され問題ないのですが、ご家庭で炒った場合は、芯が残り中毒症状が出る可能性があると聞いたことがあります。
迷ったら「食べない」のが一番ですね。(笑)
慶賀門から見た見た砂ずりの藤。
早朝に見かける鹿さんは、警戒心が強いような・・・人も少なく私だけだからかな。
明日からGWなので、たいへん混み合うと思いますので
ゆっくりと撮影も楽しみたい方は早朝がおすすめです。
【訪問地】春日大社 奈良県奈良市春日野町160
【HPアドレス】 https://www.kasugataisha.or.jp/
【拝観時間】6:00開門~17:00
【拝観料】境内無料
【駐車場】有料駐車場あり
【アクセス】 JR奈良駅、近鉄奈良駅から奈良交通バスで春日大社本殿行「春日大社本殿」下車すぐ。または市内循環・外回り循環「春日大社表参道」下車、徒歩10分