當麻寺(当麻寺)と二上山ふるさと公園の紅葉

二上山ふるさと公園

奈良県葛城氏にある「當麻寺」。
開基は聖徳太子の異母弟・麻呂古王とされていますが、不明な点が多いそうです。宗派は、真言宗と浄土宗の並立となっています。

當麻寺は、二上山が隣接し空を望む空間が広々とした品のあるお寺さんです。
秋のシーズンは、仁王門をくぐると大きな空と赤く染まった二上山が目に飛び込んできます。

二上山は雄岳(517m)と雌岳(474m)のふたつを二上山と呼び、今は死火山ですが昔は火山だったそうです。

當麻寺 の住所、拝観時間、拝観料、駐車場、アクセス、地図

【訪問地】當麻寺(当麻寺)
【所在地】奈良県葛城市當麻1263
【電話】0745-48-2008
【拝観時間】9:00~17:00
【拝観料】境内は無料。
大人500円、小学生250円( 中の坊/庭園、書院、茶室、霊宝殿、ぼたん園)(伽藍三堂/曼荼羅堂、金堂、講堂 ※1/1~1/6および4/13~4/15は変更あり)
【駐車場】最寄りに民間駐車場あり
【アクセス】車ナビに「当麻寺」または「0745-48-2008」とご入力ください。
電車の場合 近鉄・南大阪線「当麻寺」駅から徒歩約15分です。

當麻寺 アクセスマップ

當麻寺 仁王門

當麻寺 仁王門

當麻寺(当麻寺)の仁王門。門の向こうに紅葉した山が見えます。

當麻寺 梵鐘(国宝)

當麻寺 梵鐘 国宝
當麻寺 梵鐘 国宝

當麻寺の梵鐘(国宝)。

仁王門から歩いてすぐ左手に日本最古級と推定される奈良時代の梵鐘(国宝)が見えてきます。

いまは突くことができませんが、鐘を突く所(撞座)には蓮弁が型取られていて、両面にある撞座の花びらの数が10弁と11弁で一致していないようで、理由などは特に明記されておりません。

仏教には「蓮」の花がよく出てきます。極楽浄土には蓮の花が咲いている言われ、お寺の池などにも植えられているのを見たことがあると思います。

泥の中から出て咲く蓮の花は美しく、仏の境地をあらわしているとも言われています。

数字の「10」であれば、大抵の人は指を使って数えることができます。同じ「蓮」の花でも、姿、形の異なるものがあり、人それぞれの悩みや苦しいこと、つらいことも人それぞれ。

「鐘」を撞くことで「10」を超えた境地、少しでも仏の世界に近づけるよう、少しでも心が安らぐよう花びらに思いを込めたのかもしれませんね。

當麻寺 來迎の松

當麻寺 來迎の松

中将姫(ちゅうじょうひめ)が植えたという「來迎の松」。

中将姫というのは、當麻寺(当麻寺)に伝わる「当麻曼荼羅」を織ったとされる日本の伝説上の人物と言われていますが、「中将姫の墓塔」も作られているので、モデルとなった人がいたような感じもしますね。

お墓は「当麻北経堂墓地内」と「ならまちの徳融寺」の境内にあります。

當麻寺 本堂 三重塔

當麻寺 本堂 三重塔

手前に中将姫の像。
本堂、三重塔。境内北側には中将姫の墓地もあります。

當麻寺 石灯籠

當麻寺 石灯籠

日本最古の石燈籠(重要文化財)。

元々は屋根がない状態でしたが、この「石燈籠」は、山号にもなっている「二上山」の凝灰岩(ぎょうかいがん)で出来ていて、他の岩石とくらべると軟弱なことから、これ以上の風化を防ぐために作られたものだそうです。

※凝灰岩(ぎょうかいがん)・・・火山灰、火山砂などの火山噴出物が凝結してできた岩石。

當麻寺 薬師堂

當麻寺 薬師堂

境内から少し離れた所にある當麻寺・薬師堂。この左手の道を進んでいくと・・・

二上山(にじょうざん)が紅葉できれいに染まっていました。

二上山ふるさと公園

二上山ふるさと公園

當麻寺近くには「二上山ふるさと公園」があります。
奈良盆地が見渡せる素晴らしい眺望も良いのですが、実は階段も魅力的な公園です。

二上山ふるさと公園

トイレや公園の情報が収集できます。

二上山ふるさと公園

展望台への階段。

この辺りはイノシシが出るようです。しっかり扉は閉めましょう。

二上山ふるさと公園

す、す、すごい階段。。。

その階段数なんと456段!
しかも直線に作られていて、初めて見た時は「えっ!?」と目を疑いました。体力が残っているようでしたら、ぜひお立ち寄りくださ~い!

二上山ふるさと公園

展望台から奈良盆地一望。遠くに若草山、三輪山、大和三山が。

二上山ふるさと公園

鎮魂の鐘。

二上山ふるさと公園

展望デッキの下に山の名称の書かれたマンホールがありました。

二上山ふるさと公園

らくらくコースを少し外れた所にある展望。
天気が良くて最高でしたよ~。

公園駐車場は40~50台は停められますが、土日はたいへん混み合いますのでご注意を。

當麻寺の「宗胤院(そいにん)」では、バチカンで個展を開きローマ法王にも謁見したご住職の御朱印が人気です。

襖絵なども描く方で、二上山と三重塔(国宝)の描かれた「書画タイプ」の御朱印は1,500円、一般的なタイプは300円となっています。

■當麻寺(当麻寺)周辺の観光地
葛城山ロープウェイ」「橿原神宮」「県営馬見丘陵公園

當麻寺の拝観時間、拝観料、アクセス

【訪問地】當麻寺(当麻寺)
【所在地】奈良県葛城市當麻1263
【電話】0745-48-2008
【拝観時間】9:00~17:00
【拝観料】境内は無料。
大人500円、小学生250円( 中の坊/庭園、書院、茶室、霊宝殿、ぼたん園)(伽藍三堂/曼荼羅堂、金堂、講堂 ※1/1~1/6および4/13~4/15は変更あり)
【駐車場】
【アクセス】車ナビに「当麻寺」または「0745-48-2008」とご入力ください。
電車の場合 近鉄・南大阪線「当麻寺」駅から徒歩約15分です。

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