こんな人におすすめ! トイレは? | ・京都駅から近いキャンプ場 ・宿泊客が少なく静かな所 ・洋式(ウォシュレット付) |
今回紹介するキャンプ場は、1日わずか4組限定の京都府亀岡市にある「鳥の巣ロッジ」。
このキャンプ場は、GW、夏休みはもちろん1年を通して土日の予約が取れないキャンプ場としても知られています。正直、過去に何度も試みましたが、予約できたことがありませんでした。
今回はなんと荒天予報のためキャンセルが発生。無事、予約することができました。
雨が強ければ諦めるつもりでいましたが、出発日のお昼過ぎには小降りとなり、次の日は青空に恵まれました ♪
うれしいですね。
早速、レビューをしていきたいと思います。
もくじ
なぜ ” 鳥の巣ロッジ ” は人気なの?
現地に到着すると、見事な洋風の建物が見えてきました。
※初日は雨でしたので、写真は次の日の朝に撮影したものを使用しています。
こ、これがキャンプ場の受付!?
(@_@;)
実は、この立派な赤レンガの建物、もとはアメリカ・オクラホマ州立大学日本校キャンパスで、入学志願者の減少で閉校。当時の建物がそのまま使われています。
建物内には、クライミングジム(ボルダリング)、天然砥石館、薬膳レストランが併設されており、キャンプ利用者はじめ、地元の方も足を運ぶ人気施設となっています。
クライミングジムは入会金がないので、リーズナブルに遊べます。
せっかくなのでクライミングジムの利用と、薬膳レストランのランチを食べてみることにしました。
後ほどレビューしますね。(@_@)
なぜ人気なのか?
・アクセス便利で京都駅からも近い
・キャンプ場、受付の建物、共有施設(トイレ、シャワー)が清潔でキレイ
・自然豊かで、星空がきれい
・1日4組なので、静かに過ごせる(トイレも混まない)
・シャワー、BBQコンロ、Wi-Fi がすべて無料
自然あふれる空間に、1日4組限定という特別感はなかなか味わえないです。仕事でお疲れのお父さん、お母さんも静かに時間を過ごせて、身体も休まりますね。
鳥の巣ロッジ キャンプ場 電話番号、住所、地図とアクセス等
鳥の巣ロッジ キャンプ場 アクセスマップ
キャンプ場受付にもなっているレンガ造りの建造物は、オクラホマ州立大学の本校を参考にして建てられたもので、自然と調和した色合いで見た目も美しい建物です。
建物周辺に植えられたメタセコイアやイチョウが秋色に染まるタイミングにも訪れてみたくなりました。
鳥の巣ロッジ キャンプ場 | |
---|---|
住所 | 京都府亀岡市宮前町神前長野15番地 亀岡市交流会館 |
電話 | 0771-26-5001(亀岡市交流会館) 受付時間9時~17時 |
駐車場 | 利用者用駐車場あり ロッジ、ウッドデッキサイトへは横付け不可 |
施設と料金 (税込) | ・ウッドデッキ 4,290円(8名まで) ・ロッジ 10,580円(4名まで) ※施設使用料 大人1,500円、小人500円(3才以上) |
チェックイン チェックアウト | 14:00~17:00 10:00まで |
温泉施設料金 | 車で15分「湯の花温泉」 京都府亀岡市稗田野町佐伯下峠52−3 平日:大人800円、子ども400円 土日祝:大人1000円、子ども500円 |
場内施設料金 | ・スポーツクライミング 大人880円(19才以上)、小人440円 ・テニスコート 1,100円(2h) ・総合グラウンド1,100円(2h) |
レンタル(無料) | BBQコンロ、テーブル1台、チェア4台、簡易ベット、タープ |
場内共有設備 | トイレ3か所、シャワー室2か所、洗い場 |
支払方法 | 現金のみ |
営業期間 | 通年営業 ※12月29日~1月3日を除く |
アクセス方法 | ナビに「0771-26-5001」または「亀岡市交流会館」と入力。 |
鳥の巣ロッジ キャンプサイトの種類、宿泊料金と予約、キャンセル料について
「鳥の巣ロッジ」は、2つのロッジ ” sumika(写真奥のロッジ)” と ” subako(写真手前のロッジ)” が用意されています。
タープはキャンプ場が設営してくれているので、雨の降る日も安心してBBQができます。
※タープ・・・日差し・雨を防ぐための屋根のこと(上写真の白屋根のもの)
ロッジ sumika、subako | 料金 |
---|---|
宿泊料金 | 10,580円 ※亀岡市民は 8,140円 |
昼間利用 | 5,290円 ※亀岡市民は 4,070円 |
ウッドデッキタイプには、大型のワンポールテントが張ってあり ” sora(写真手前)” と ” sakura(写真奥)” という名称がついています。
ウッドデッキの上にテントが張られてますので、雨が降っても足元が泥だらけにならずに過ごせます。
ウッドデッキタイプの sora は、トイレ、シャワー、洗い場が近くて便利。静かに過ごしたいなら高台にある sakura がおすすめです。
テント sora、sakura | 料金 |
---|---|
宿泊料金 | 4,290円 ※亀岡市民は 3,300円 |
昼間利用 | 2,140円 ※亀岡市民は 1,650円 |
キャンプサイトは、上記で紹介したロッジ2軒、テント2張りのみ。
1日わずか4組限定です!!!
立派なレンガ造りの受付や1日4組限定のありえない尽くしのキャンプ場です。
鳥の巣ロッジの予約方法。予約はいつから?
予約は「キャンプ場予約サイト なっぷ」にて行います。
「鳥の巣ロッジ」の予約はいつから?
「鳥の巣ロッジ」のロッジとウッドデッキの宿泊予約は、3か月先までの予約が可能です。
たとえば、
4月1日であれば、7月の予約が可能です。
毎月1日の0:00に3か月先の予約スケジュールが公開されます。
予約の取りにくいキャンプ場ですので、希望する日がある場合は「キャンプ場予約サイト なっぷ」にアクセスをして、すぐに予約ができるよう準備しておくことをおススメします。
予約を入れる日 (参考例) | 3か月先の予約可能な月 |
---|---|
5月1日 | 8月の予約 |
7月1日 | 10月の予約 |
9月1日 | 12月の予約 |
※予約のスケジュールは変更される場合もありますので、電話で「鳥の巣ロッジ」あるいは「キャンプ場予約サイト なっぷ」にてご確認ください。
7月、8月の夏休み期間中は、平日も予約が取りにくいので、キャンセル待ちを入れておきましょう。
キャンセル待ちは「キャンプ場予約サイト なっぷ」の機能の一つで、カレンダーの希望日をクリックしておくだけなので簡単です。キャンセルが発生すると、登録メールアドレスにキャンセル通知が届きます。
ちなみに
シーズン中に「キャンプ場予約サイト なっぷ」からキャンセル通知が届いたら、できるだけ早くサイトにアクセスして予約をすることがポイントです。
3~10分後には、
予約が埋まってます。(^^;)
ロッジの室内と備品 改善してほしいところ
ロッジには、エアコン、冷蔵庫、電気ポッド、テーブル、簡易ベッド4個が用意されています。最近はこの大きさの冷蔵庫(写真上)が当たり前になっていますが、ほんと助かりますね。
ロッジの定員は4名。
大人4人でも十分にくつろげる広さです。
組み立て式の簡易ベッド(コット)も4個用意されています。これは好き嫌いがありますので、念のためマットを持参しておくと安心です。
寝袋は貸し出しがありませんので、ご注意ください。
↓ ↓ ↓ マットがあると寝心地は天国 ♪ 寝転んで本を読むときにも便利です。
↓ ↓ ↓ ロッジ備え付けの観音開きの窓を開けると、気持ちの良い風と共に、虫さんも飛んできます。(^^;)
網戸が付いていないので
窓を開けておくことができないです。(残念)
良い点が多いキャンプ場だけに、
もったいないですね。
改善してほしい点 | ・窓に網戸を付けてほしい ・入口ドアの窓にカーテンを付けてほしい |
山奥のキャンプ場ロッジに網戸が付いていないのは ” 鳥の巣ロッジの謎 ” ですが、エアコンが付いているので、窓を開けなくても暑さ、寒さはまったく問題ないです。
一応、観音開きの窓は、部屋側に ” 内開き ” あるいは ” マジックテープ or マグネット式 ” の網戸を付けることができますので、1か所だけでも付けてくれると嬉しいですね。
↑ それと出入口のドアにも窓ガラスが付いているのですが、覆うものがないので、早朝、白み始めると目が覚めてしまう人もいそうです。部屋の中が丸見えなので、防犯のためにもカーテンがあると良いと思いました。
ロッジの気になった点を取り上げてみましたが、施設は清潔感があり、京都駅からも近く、自然の中でのんびり過ごせる環境は素晴らしいです。
予約が取れるのであればリピートしたいと思えるキャンプ場です♪
あとで取り上げますが、
レンガ建物内にある「薬膳レストラン」は超おすすめです。優しい味付けで、1年に4回メニューが変わるのですが、四季を通して通いたくなる美味しさでした ♪
胃腸の疲れを取る食材、体を温める効果、腎臓などの働きを助ける野菜や調味料を使った美味しい薬膳御膳が楽しめます。
ぜひランチタイムに利用してみてくださいね。
キャンセルについて
予約のキャンセルは、3日前の17時迄です。
例)予約日3月4日の場合 ⇒ 3月1日の17時までキャンセル可能
期限を過ぎてのキャンセルは、利用料金の100%のキャンセル料がかかります。
星もきれいに見えます♪
↑ 到着日は星がよく見えなかったものの、ときどき雲間から見える星空がきれいでした♪
この場所は、ロッジの裏手(写真左手に見えるのがロッジ)にある道です。21時前後であれば、まだ外灯が点灯しているので、光の少ない裏手が観察しやすいです。
朝4時過ぎに空を見てみると、
満天の星が輝いていました。
街中では見つけやすいオリオン座(中央右上)も隠れてしまうほど。この時間帯であれば、キャンプ場内の外灯のほとんどが消灯してますので、ロッジ前でもよく見えました。
鳥の巣ロッジの設備(トイレ,シャワー,シンクなど)
キャンプ場の設備など
無料で使えるシャワーは、温度、湯量も共に文句なし。
シャワールームはトイレの横に併設されているのですが、扉はひとつなので、ドア鍵をロックします。着替えもラクにできる十分なスペースがありました。
シンクや外の洗い場には、スポンジや洗剤が用意されています。設備は全体的にきれいでユーザー目線の使いやすさが追及されている印象です。
海外で人気のBBQコンロを無料で貸し出してくれるのも嬉しいですね♪
注意したいのが、
施設建物とウッドデッキの境目の段差。
建物内のトイレやシャワールームからロッジに戻るとき、特に夜中はつまずきやすいので注意が必要です。
朝4時半くらいにトイレに行きましたが、キャンプ場内の外灯はほとんど消灯して真っ暗。見事につまずきました。。。(T_T)
夜中トイレに行くときは、しっかりライトで足元を照らして歩くようにしましょう。
管理棟にあるボルダリングジム、薬膳レストランなど
クライミングジム「カメロックス」
管理棟内には、ボルダリングジム(クライミングジム)があります。関東にいた頃、地元のジムに通っていたことがあるのですが、何気に小さなお子様にも人気のスポーツです。
最初は好きなように登れば良いのですが、慣れてきたら、同じ色のテープカラーの石を見つけてゴールを目指します。レベルに合わせてテープカラーが付いてますので、初めての方はまずピンク色からチャレンジしてみましょう。
一番奥にはロープを使ってゴールを目指す「リードクライミング」が設置されています。オートビレイ機がありますので、ロープを支える仲間がいなくても楽しむことができます。
料金・その他 | |
---|---|
時間帯 | 午前9時~13時 午後13時~17時 夜間17時~21時 ※時間は3部に分かれており、料金は時間帯ごとにかかります。 |
大人(19才以上) | 880円(市内割引680円) |
小人(7~18才) | 440円(市内割引340円) |
シューズ、ハーネス チョーク | 220円 110円 |
※小学生には保護者の同伴が必要
※オートビレイ機を使ったトップロープは7歳以上かつ身長120cm以上で使用可能
※3歳以上でキッズウォールと滑り台は使用可(無料)。要保護者
※施設の貸し切り利用可
久しぶりにボルダリングをしてみましたが、やはり楽しいですね。
体が硬くなっていて以前であれば登れていたであろうコースもクリアできずに終わってしまいましたが、また日を改めて挑戦してみたいと思います。
通常、クライミングジムは、登り方のアドバイスや危険なクライミング(行動)を注意するスタッフが常駐してますが、鳥の巣ロッジのクライミングジムは、基本的に親がその役割を果たさなければいけません。
子どもたちが鬼ごっこをしていて危ない状況がありました。
クライミング(ボルダリング)は、上級者でもマット上に落下することがある危険なスポーツです。他の利用者が登っているときは、絶対にその下に入らないように、しっかりルールを教えてあげてくださいね。
クライミングに必須の滑り止め「チョーク」ですが、コロナでレンタル中止となってますので、持っていくことをおススメします。
↓ ↓ ↓
森の中のレストラン おうち薬膳「忘れな」
↑ 色どりもきれいで美味しそうですよね。
これが「鳥の巣ロッジ」の受付と同じ建物内にあるレストラン「おうち薬膳 忘れな」の薬膳ランチ。9月~11月は、秋のメニューとなります。
食材は身体に働きかける作用を考えてメニュー作りがなされています。
↓ ↓ ↓ 今回の食材でこれだけの働きがあります。毎日、バランスよく摂取したいものですが、なかなか難しそうです。
食材 | 作用 |
---|---|
大根、人参、生姜汁、大根おろし | 肺を助ける |
なす、寒性の昆布、鰹の出汁 | 体内の余分な熱を取り除く |
しめじ、人参、ごま | 胃腸や肝臓・腎臓の働きを助ける |
りんご、シナモン | 心臓、肺、胃腸、腎臓を助ける |
米酢、土佐酢、りんご、レモン | 体内で水分を作る |
生姜、シナモン、かぼちゃ | 体を温める |
豚肉、かぼちゃ、松の実、てんさい糖 | 潤いを生む |
さつまいも | 胃腸の働きを助ける |
黒糖、金時生姜 | 血液を補い体を温める |
長芋 | 虚弱体質を補う |
「いやぁ、どれも美味しい!!!」
良くある褒め言葉ですが、本当にぜんぶ美味しかったです。(笑)
豚肉の生姜シナモン焼き、揚げナスごまソースは絶品で、個人的に好んで食べない「紅白なます」と「漬け物」も、甘さが感じられる優しい味付けで美味しかったです。
上左下の写真は、セットメニューについてくるデザートの「チョロギジェラート」です。
「チョロギ」というのは、細長い渦巻き状の貝の形をしているシソ科の一種。上の写真にある漬け物の赤いものが「チョロギ」で、京都で栽培されたものです。美味しいですよ~。
「薬膳ランチ」は11:00~で、ラストオーダーが13:30までとなっています。ディナーはありませんので、ご注意ください。
そういえば、
お寿司屋さんは「 にぎり 」がメインですが 「ガリ(しょうがの甘酢漬け)」 にも力を入れているお店って美味しい所が多いですよね。
漬け物にもこだわった定食屋も、ハズレが少ないと勝手に思っています。(^-^)
チョロギ村 おうち薬膳「忘れな」 | メニューなど |
---|---|
営業時間 電話番号 | 10:00~15:00 ※ランチは11時から 0771-56-8807 |
メニュー | 【食事メニュー】 ・季節の薬膳御膳 1,500円 ・季節の薬膳御膳セット 1,700円 ・薬膳カレー 800円 ・チョロギうどん 550円 ・チョロギうどんと当帰みそおにぎりセット 670円 【飲み物・デザート】 ・コーヒー、紅茶 450円 ・ビール(中瓶) 500円 ・オレンジ、アップルジュース 400円 ・チョロギジェラート 500円 ・フレンチトースト(チョロギジェラート付) 900円 ※コーヒー、紅茶セットは200円プラス |
薬膳ランチが想像以上に美味しかったので、
次の日は朝ごはんを食べずに「 森の中のレストラン おうち薬膳 忘れな 」の開店時間を待ちました。(10時オープン)
ねらいは「フレンチトースト(チョロギジェラート付)」。
「おいしそうー♪」
こんがり焼き色の付いたトーストに生クリームとジェラートが運ばれてきました。見た目で十分美味しさが伝わってきますが、たべてテンションMAXになりました。(^^)
ハチミツのかかったトーストに、チョロギジェラートを乗せて食べてみると笑みがこぼれる抜群の美味しさでした。大満足です。
朝ごはんを我慢して正解でした♪
キャンプに行ったら、外の空気に触れながら食事をすることも魅力のひとつですが、ここ「鳥の巣ロッジ」ではランチやデザートなど、ぜひレストランのご利用もご検討ください。
おすすめです!
天然砥石館
最近は、包丁やナイフを研ぐということも少なくなってきましたが、研ぎ方を知れば、自宅の包丁やナイフも切れ味バツグンに仕上がります。
天然砥石館では、
・セルフ研ぎ
・包丁研ぎ講習
・砥石製作DIY
等が楽しめます。
参加される方は、自宅にある切れなくなった刃物を持参していくのがベストです。定員は5名までなので、ご希望の方は事前予約をおすすめします。
セルフ研ぎ | 大人 500円 中学生以下 300円 |
包丁研ぎ講習 | 2,000円 |
砥石製作DIY | 1,500円~ |
車からロッジ、テントへの荷物の出し入れ
ロッジやテントには車を横付けできないので、写真上のスペースに車を停車して荷物を運び入れます。
スペースには車2台が停められますが、チェックアウトは朝10時なので、タイミングが悪いと他の宿泊者とバッティングしてしまいます。
チェックアウト後の予定がある方は、早めに帰り支度をした方が良いかもしれません。
上のような芝生で、荷物をたくさん運ぶ場合は、タイヤの大きい折りたたみ式キャリーがあるとたいへん便利です。そのままロッジやテントの前において、付属の板を乗せればテーブルにもなります。
↓ ↓ ↓ 畳んで車の隅に置いておけばOK!4輪キャリーワゴンの上がテーブルになるタイプも便利です♪
それでは、おたのしみください!!!
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