梅の花が咲く毎年3/1から2週間ほどの期間、二月堂では国の安泰と人々の幸福を願う「修二会(しゅにえ)」が行われます。
修二会の正式名称は「十一面悔過(じゅういちめんけか)」。
十一面悔過とは、私たちが日常に犯しているいろいろな過ちを、二月堂の本尊「十一面観世音菩薩」の前で懺悔するという意味だそうです。
【訪問地】 東大寺 二月堂 【東大寺HP】http://www.todaiji.or.jp/ 【拝観料】 大仏殿は大人・中高生600円、小学生300円 【拝観時間】 東大寺7:30~17:30(4~10月)、8:00~17:00(11~3月) 【駐車場】 近隣有料駐車場あり 【アクセス】近鉄奈良駅より徒歩15~20分 |
東大寺・二月堂 アクセスマップ
奈良市写真美術館
春日大社から歩いていける距離に奈良市写真美術館があります。立ち寄ってから二月堂に向かいます。
あちこちに道案内がありますので、迷わずに行けると思います。
不空院
途中にある不空院。
大乗院寺社雑事記等の歴史文献には、ここに鑑真和上が住んでいたとの記述があるそうです
かけこみ寺として芸妓の信仰を集めていた不空院。福院とも呼ばれいました。
細い道ですが、車の通りも少なくのんびりと散策できます。
新薬師寺
この奥に新薬師寺の表門があり、本堂には木彫の大きな薬師如来坐像、十二神将が安置されています。
奈良市写真美術館
奈良市写真美術館。
素晴らしい写真展の他にArt関連の本も沢山用意されています。写真展の会場は有料となりますが、本の閲覧は無料となっています。
円窓亭。
浮見堂から坂道を上がると見えてきます。周りに梅が植えられているエリアを片岡梅林といいます。
梅の花も満開で、多くの人が訪れていました。
周りにたくさん鹿がいるのですが、長い時間、なぜか一頭だけおじさんの所に餌をもらいに来てました。
大仏殿までの参道は鹿も多く、フンもものすごい量で発生しますので、スタッフさんが常に掃除をしてくれています。
東大寺ミュージアム
東大寺ミュージアム。
二月堂 修二会
二月堂。
火をつける前の松明。毎年3/1から2週間「修二会」と呼ばれる仏事が行われます。
辺りも暗くなると用意された籠松明が二月堂の回廊で灯されます。竹の長さ約6~8m、重さは60~80kgにもなる松明を回廊で振り回します。材料は1~2年かけて集められるそうですよ。
松明に使われる竹の先の部分です。
竹の長さは約8m。重さは60~80kgもあります。
この時に松明の火の粉を浴びると健康になる、しあわせになると信じられているそうで燃えかすを持ち帰り護符の代わりにする信者も多いとのこと。
二月堂からの眺めも良いですよ!
中央付近に見えるのは東大寺・金堂です。
お堂横には休憩所もあります。
うどん、わらびもち、抹茶や和菓子など軽食が用意されています。
遠くには生駒山が見えます。
山の向こうは大阪です。
石階段を下りて下に向かいます。
夕方にはすごい人混みに。
二月堂周辺に2~3万人!!
松明は19時から火が灯されるのですが、まだ14:30にもかかわらず、すでに良い席(場所)を確保して待たれている方が多くいました。
この日は2万人から3万人の人出がありますので、お子様連れやご年配の方は儀式の後はすぐに帰らず、混雑が緩和してからが良いかもしれませんね。
今日は修二会が行われる日程の中で一番混む日なので、警備もたいへんそうです。
国宝 梵鐘
国宝の鐘楼、梵鐘です。
梵鐘は東大寺創建当初のもので、日本三名鐘のひとつ。
除夜の鐘を撞くときは、鐘が大きいので先着順に約8名づつが一組となって綱を引くことになります。
鐘が108回つきますので、800人余りの人が除夜の鐘を撞くことができます。整理券が配布されます。
除夜の鐘をつきたい方は12月31日の22時半より整理券の配布が始まりますので、それよりも前にお並びいただく必要がありそうです。
鐘楼の近くにある行基堂(ぎょうきどう。祀られている行基菩薩坐像は東大寺仏師として知られる賢慶が制作。
東大寺 大仏殿
奈良のこの空間は宝ですね。
東大寺 南大門
二月堂の回廊で灯される松明も見て行きたかったのですが、体調を崩してしまい、たいへんな混雑と聞いていますので、また日を改めて訪ねてみたいと思います。。
東大寺 二月堂の拝観料、拝観時間、アクセス
【訪問地】 東大寺 二月堂
【東大寺HP】http://www.todaiji.or.jp/
【拝観料】 大仏殿は大人・中高生600円、小学生300円
【拝観時間】 東大寺7:30~17:30(4~10月)、8:00~17:00(11~3月)
【駐車場】 近隣有料駐車場あり
【アクセス】近鉄奈良駅より徒歩15~20分