天龍寺 / 京都 世界遺産 だるまのお守りが人気♪

世界遺産 天龍寺 桜

京都市右京区にある臨済宗天龍寺派大本山の寺院・天龍寺をご紹介いたします。

天龍寺は、後醍醐天皇の菩提(死後の冥福のこと)を弔うために足利尊氏が暦応2年(1339年)に建立したお寺で、正しい寺号は霊亀山天龍資聖禅寺(れいぎざん てんりゅうしせいぜんじ)。「古都京都の文化財」としてユネスコ世界遺産に登録されています。

世界遺産 天龍寺の住所、拝観時間、拝観料、駐車場、アクセスなど

【訪問地】 天龍寺 
【所在地】右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68
【電話】075-881-1235
【HPアドレス】 http://www.tenryuji.com/
【拝観料】 大人500円、小中学生300円
【拝観時間】8:30~17:30(3/21~10/20)、8:30~17:00(10/21~3/20)
【駐車場】 有料駐車場あり(乗用車1000円/回)
【アクセス】
京福電鉄嵐山線「嵐山」駅下車前
JR嵯峨野線「嵯峨嵐山」駅下車徒歩13分
阪急電車「嵐山」駅下車徒歩15分

世界遺産 天龍寺 アクセスマップ

桂川に架かる有名な渡月橋からの景色です。天龍寺は渡月橋から歩いて3分ほどの所にあります。

天龍寺 多宝殿 4月 桜

世界遺産 天龍寺 桜

桜がきれいですね。

天龍寺の桜の見ごろは、例年3月25日~4月中旬となっています。ソメイヨシノやしだれ桜、八重桜、ヤマザクラなど約200本の桜が咲き誇ります。

平安時代に貴族の別荘地として栄えた嵯峨嵐山は、京都屈指の景勝地として春は桜、秋は紅葉に彩られます。

上の建造物は後醍醐天皇の木像を安置する入母屋造り(いりもやづくり)の多宝殿です。

前述の通り、天龍寺は後醍醐天皇の菩提を弔い、魂を鎮めるために創建されたものです。南北朝の戦乱後だったこともあり、財政も厳しく造営費用の捻出には苦労したとあります。その後、造営費の捻出に成功し、天龍寺は康永4年(1345年)に落慶。足利尊氏と後醍醐天皇ゆかりの禅寺として京都五山の第一位とされてきました。

※京都五山・・・足利氏が政治、政略的な格付けをした京都の禅寺の寺格を表します。

南禅寺(別格)
天龍寺(第一位)
相国寺(第二位)
建仁寺(第三位)
東福寺(第四位)
万寿寺(第五位)

4月は薄っすらと雲がかかることが多いのですが、天気に恵まれると何とも言えない美しさです。

世界遺産 天龍寺 桜

天龍寺のお庭と言えば、池のある曹源池庭園(そうげんちていえん)が有名ですが、北側のお庭も新緑と色鮮やかな花に包まれ見応えがあります。

当時の寺域は、約950万平方メートル(約東京ドーム20個分)と広大なもので、子院も150カ寺ありました。

広大な寺域と伽藍を誇った天龍寺は、計8回もの火災に見舞われています。1468年の応仁の乱による被害が大きかったようで、100年以上もの間、天正13年(1585年)に豊臣秀吉の寄進を受けるまで復興できなかったとあります。

その後、明治10年(1877年)に明治政府が出した上地令(土地没収の命令)により、亀山全体、嵯峨の平坦部など境内のほとんどを上地(没収される)することになりました。

天龍寺 本堂と曹源池庭園 11月 紅葉

世界遺産 天龍寺 紅葉

写真左に見える建物の大方丈(だいほうじょう)は、天龍寺の中でも最大の建造物の本堂となります。大方丈の本尊は釈迦如来坐像で、天龍寺に祀られる仏像の中で最も古い像となります。

手前の曹源池庭園は、天龍寺初代住職・夢窓疎石(むそう そせき)が設計したと伝わります。大方丈の庭面にある縁側に腰かけて、美しいお庭と嵐山の雄大な景色を借景したお庭をのんびり満喫するのもいいですね。

世界遺産 天龍寺 紅葉

こちらが大方丈の正面となります。建物の中央には白い文字で「方丈」と書かれた扁額(へんがく)が掲げられています。これは天龍寺第8代 関牧翁(せき ぼくおう) 管長(1903年-1991年) によって書かれたものです。

関牧翁管長は、日常の些細なことを大事にする教えを分かりやすい言葉で伝え、一般の方はじめ政財界にも影響を与えた僧侶だったそうです。

世界遺産 天龍寺 紅葉

関東に住んでいた頃も秋になると撮影に出かけていたものですが、初めて京都、奈良の鮮やかに彩られた紅葉を見た時は

「これが同じ日本かっ。。。」

と驚き感動したのを覚えています。

世界遺産 天龍寺 紅葉

天龍寺曹源池庭園に東側には散策路が設けられています。

世界遺産 天龍寺 紅葉

高台になっている展望所(望京の丘)には、ベンチも用意されています。何百年と変わらない景色を眺めながら、語らう時間も贅沢ですね。ここからの眺めは桜の季節もオススメです。

世界遺産 天龍寺 紅葉
世界遺産 天龍寺 紅葉

紅葉の季節は特別に早朝拝観が実施されていて、7:30amから中に入ることができます。
紅葉シーズン(例年11月中旬から12月上旬)の嵐山は、観光名所、道路、駐車場、レストランなど、すべてが混雑致します。渡月橋の歩道も片側一方通行に規制され、日中は前に進むのも大変な状況です。お寺は拝観時間に合わせて午前中に回られると良いかもしれません。

車の場合は、駐車場を見つけるのに30分~1時間かかるかもしれません。一駅二駅前で探されることをオススメ致します。

世界遺産ページは、季節に合わせて随時更新して参りますので、日を改めてぜひご覧ください。

御朱印をいただける場所

天龍寺のお参りの証・御朱印をいただける場所は、下記の通りです。

【場所】庫裏の手前、法堂(はっとう)の横
【時間】8:30~17:30(3/21~10/20)、8:30~17:00(10/21~3/20)
【初穂料】300円
【御朱印帳】1,200円
■天龍寺の周辺
嵐山公園、小倉山」「京都嵐山オルゴール博物館」「常寂光寺」「清凉寺」「二尊院」「祇王寺」「嵐山モンキーパーク」「大覚寺」「法輪寺
■京都の世界遺産
上賀茂神社」「下鴨神社」「金閣寺」「龍安寺」「仁和寺」「銀閣寺」「延暦寺」「高山寺」「東寺」「西本願寺」「二条城」「清水寺」「西芳寺」「天龍寺」「醍醐寺」「平等院鳳凰堂」「宇治上神社」 ※順不同
■奈良の世界遺産
東大寺」「興福寺」「春日大社」「春日山原始林」「元興寺」「平城宮跡」「薬師寺」「唐招提寺」「法隆寺」「法起寺」「吉野・大峰」 ※順不同

【訪問地】 天龍寺 
所在地右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68
【電話】075-881-1235
【HPアドレス】 http://www.tenryuji.com/
【拝観料】 大人500円、小中学生300円

【拝観時間】8:30~17:30(3/21~10/20)、8:30~17:00(10/21~3/20)
【駐車場】 有料駐車場あり(乗用車1000円/回)
【アクセス】
京福電鉄嵐山線「嵐山」駅下車前
JR嵯峨野線「嵯峨嵐山」駅下車徒歩13分
阪急電車「嵐山」駅下車徒歩15分

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